2017年03月30日

第6巻2号

米国人の目から見た尖閣諸島問題「国際法と日本領土の問題(下)」を前号に引き続き掲載する。「占守(シムシュ)島(とう)の戦闘-第2次大戦後の新たな戦争」は従来の固有の領土論とは異なり、全千島を日本領土であると主張する新たな視点からの論文。「無人の小島の法的地位について」では沖ノ鳥島の法的地位を論じる。また、イスラム教社会における独特の国境観念と海域紛争、日本統治時代における竹島周辺の漁労活動の実態、ガイアナとスリナムとの間の仲裁事件、などを取り上げている。

目次


1 論説


国際法と日本領土の問題(下) 試し読みする(PDF)
ラウル(ピート)・ペドロゾ


占守(シュムシュ)島の戦闘 ―第2次世界大戦後の新たな戦争― 試し読みする(PDF)
小松 啓一郎


無人の小島の法的地位について ―慣習法と条約の関係― 試し読みする(PDF)
三好 正弘


2 インサイト


イスラーム諸国の海域紛争について 試し読みする(PDF)
島田 征夫


竹島問題と日本統治期の朝鮮水産開発 試し読みする(PDF)
藤井 賢二


竹島の日本地図についての韓国側の報道・論文に対する反論(6) 
―2015 年7 月17 日付韓国・中央日報報道の地図について(3)― 試し読みする(PDF)
舩杉 力修


3 島嶼問題コラム


国際判例紹介(10)
ガイアナ及びスリナムとの間の仲裁事件(ガイアナ共和国対スリナム共和国)
( 2007年9月17日国連海洋法条約附属書Ⅶに基づいて設立された仲裁裁判所判断) 試し読みする(PDF)
下山 憲二





編集後記

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