【開催報告】第6回イラン短期研修(2024年2月)
アジア・イスラム事業グループでは、イラン外務省付属の大学院大学である国際関係学院(School of International Relations、以下SIR)との共催で、日本人大学生のイラン短期研修を実施しています。2024年2月10日~2月22日の現地10泊の日程で、公募で選抜された9名の学生が、テヘラン、エスファハーン、ヴァルザネ、カーシャーンでの4都市のプログラムに参加しました。
笹川中東イスラム基金では、イラン外務省付属の大学院大学である国際関係学院(SIR)との共催で、日本人学生のイラン短期研修プログラムを実施しました。2017年2月23日から3月5日の11日間の日程で行われた本研修では、公募で選ばれた7名の大学生が、テヘラン、ゴム、エスファハーン、カーシャーンの4都市において講義の受講や文化施設の視察などを行いました。
テヘラン滞在中、午前中はSIRにおいて同校の優れた教授陣から講義を受けました。(授業例:Political Economy of Iran、Nuclear Diplomacy of Iran、Environmental Policy of Iran、Scientific Progress of Iran)
午後からは、外務省付属の外交史料館、イラン・イラク戦争に関する資料が展示されているHolly Defense Museum、国会、バーザールなどを視察しました。国会では、公開セッションを傍聴しただけでなく、国会の国際担当顧問との面談の機会を得ました。(この様子がイランの現地新聞で報道されました。 ペルシャ語記事、写真)
5日目からは地方都市へ移動しました。
最初に訪れたゴムは、重要な宗教都市の一つです。University of Religions and Denominations にて、イスラム教シーア派の概論講義を受けた後、同校の学生や教員とのディスカッションに臨みました。