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海洋政策研究所がArctic Circle China Forumに参加しました

2019.05.14

2019年5月10日および11日に中国・上海で開催された Arctic Circle China Forum に角南篤所長以下、笹川平和財団海洋政策研究所の研究員が出席しました。

Arctic Circle China Forum(以下:本フォーラム)は、中国自然資源部と北極サークル(Arctic Circle)との共催で開催され、当日はオーラヴル・ラグナル・グリムソン北極サークル議長、王宏中国国家海洋局長が出席しました。また、今回は「中国と北極」というテーマのもと、中国、アイスランド、米国、カナダ、ノルウェー、EU、ポーランド、日本、韓国、インド等の北極圏国家と非北極圏国家から北極政策担当大使、外交官、専門家、企業家、北極原住民等約500以上の国や組織の代表者が北極海域におけるアイスシルクロード、サイエンスとイノベーション、輸送と投資、持続可能な発展、海洋、エネルギー、ガバナンスなどの北極にかかわる様々な課題に関する報告と議論を行いました。

当研究所も本フォーラムにおいて、5月10日午後に中国自然資源部中国海洋発展戦略研究所とブレークアウトセッション「Arctic Governance and Ocean Cooperation」を共催しました。また、翌11日午前には角南所長がプレナリーセッション「Arctic Science and Innovation」において、「 Japan's Contributions to the Sustainable Development of the Arctic and OPRI's Relevant Efforts」をテーマとする講演を行いました。

当研究所は、前身である海洋政策研究財団時代の1993年から北極海航路に関する調査研究に取り組んでまいりました。また、2017年には第3期海洋基本計画の策定に貢献することを目指し、政策提言「我が国が重点的に取り組むべき 北極に関する課題と施策」を取りまとめています。今後も当研究所は北極サークルでの活動をはじめ、日本における北極政策の推進に寄与すべく、調査研究に邁進して参ります。

当研究所と中国海洋発展戦略研究所が共催したブレークアウトセッションの様子写真

当研究所と中国海洋発展戦略研究所が共催したブレークアウトセッションの様子

プレナリーセッションにおける角南所長のスピーチ写真

プレナリーセッションにおける角南所長のスピーチ

会場の様子写真

会場の様子

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