登壇者
羽渕 博行
海上幕僚監部防衛部防衛課長・一等海佐
新たな防衛計画の大綱(31大綱)と中期防衛力整備計画(31中期防)が2018年12月に閣議決定され、宇宙・サイバー・電磁波を含む全ての領域における能力を有機的に融合し、平時から有事までのあらゆる段階における柔軟かつ戦略的な活動の常時継続的な実施を可能とする、真に実効的な防衛力として、多次元統合防衛力を構築していくことが明示されました。
そこで、今回の海洋フォーラムでは、31大綱の「策定の趣旨」および「我が国を取り巻く安全保障環境」を踏まえ、「我が国の防衛の基本方針」や「防衛力強化に当たっての優先事項」、「自衛隊の体制等」の考え方及びそこから読み取れる海上自衛隊の取り組みや活動についてご紹介頂くとともに、現在関心を集めている「多次元統合防衛力」や「クロス・ドメイン作戦」、「『いずも』型の改修」、「スタンド・オフ防衛能力」、「総合ミサイル防空能力」などに関してご講演頂きます。
海上幕僚監部防衛部防衛課長・一等海佐