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イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
■14,400,000円[助成]
■プラティープササナ・イスラム学校(タイ)
一神教を中心とした宗教対立は決して新しい現象ではないが、グローバル化の進行に伴い宗教対立の影響を受ける地理的・人的範囲は拡大する一方である。長期的な観点から対立を緩和させるには、宗教的領域を尊重しつつ、他者理解を促進させる対話を続けることが必要であり、そのための場が求められている。イスラム法学者育成の場である宗教学校は、イスラム社会で大きな影響力を有しているが、その一部が過激派養成の温床と化しているとも言われている。
本事業では、SPFの東南アジアでのネットワークを活用し、タイ南部のイスラム宗教学校における世俗教育のあり方について、カリキュラム改定作業を行う場の提供と宗教学校指導者の能力向上を図ることをめざし、カリキュラム編成委員会の開催と周辺国調査およびイスラム宗教学校指導者を対象としたワークショップを開催する。
2年目にあたる本年度は以下の活動を実施する。
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム編成
(1)カリキュラム編成委員会の開催(2008年4月〜、於ナコーン・シー・タマラート)タイの宗教学校指導者10名からなるカリキュラム編成委員会を開催する。委員会は計20回開催し、カリキュラム改定についての議論を行なうほか、カリキュラム改定案が採用されるよう、政府(教育省)および宗教学校に対する働きかけを行う。
(2)シンポジウム開催(2008年8月、2日間)
タイ南部のイスラムコミュニティを対象に、改定中のカリキュラムについての理解促進を目的とするシンポジウムを開催する。シンポジウムでは、カリキュラム編成委員会のメンバーがカリキュラム編成の必要性と改定中のカリキュラムについて発表するとともに、シンガポールおよびマレーシアの宗教学校指導者3名が各国の宗教学校のカリキュラムを発表する。
- イスラム宗教学校指導者対象のワークショップ開催(於ナコーン・シー・タマラート、2008年8月、2009年1月)
初年度に築いたネットワークを活用し、ナコーン・シー・タマラート、パタニ、ヤラなどタイ南部州の10都市30の宗教学校指導者36名および若手指導者60名を対象に、ソンクラ・タジパット大学、ワライルク大学や海外から講師を招き、教授法および一般教養的科目をテーマに、計8回の能力向上ワークショップを開催する。
(3年継続事業の2年目)
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