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事業一覧2007


一般事業

人間の安全保障指標作成にむけてのイニシアチブ



■16,800,000円[助成]
アジアン・ダイアログ・ソサエティ(タイ)


 人間の安全保障は、すでに国連の人間の安全保障委員会により概念が取りまとめられ、報告書が出ている。しかしながら、人間の安全保障を実践に移すために、国際機関を対象に設立された国連の「人間の安全保障基金」や、NGOや現地機関を対象とする日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金援助」は、従来の開発、もしくは人権などのアジェンダとの差別化を図ることができずにいる。
 そこで本事業では、活動の指針たりうる人間の安全保障指標を作成し、かつては単なる開発もしくは人権問題としてしか捉えられてこなかった諸活動に対して、新しい視座を提示することで、「概念として人間の安全保障」から、「実践としての人間の安全保障」へという展開を促すため、インド北東部州(アッサム州、オリッサ州など)における現地調査と分析作業を行う。


 2年度目にあたる本年度は、調査テーマを、人間の安全保障への直接的な脅威、間接的な脅威とし、インド北東部(オリッサ州)の州内地区レベルを対象に調査研究を行う。
  1. 調査研究の実施と調査成果の伝達のためのワークショップ開催)
    (1) アドバイザリー/研究委員会開催(2008年5〜6月、2009年1月:於オリッサ州)
    Dr. Shahrbanou/パリ政治学院等3名にアドバイザリー委員を委嘱し、オリッサ州の研究者により構成される研究チーム(2〜3チーム)とともに調査研究項目検討のための委員会を2回開催する。

    (2) ワークショップ開催(2009年2月:於オリッサ州)
    オリッサ州での事例調査の結果と、人間の安全保障指標の枠組み案を広く伝達するために、インド政府/オリッサ州政府、現地研究者、NGO関係者約40名を対象にワークショップを開催する。ワークショップでの議論は報告書として取りまとめ、国際機関、援助機関、市民社会組織へも配布する。

  2. 現地調査の実施(2008年8〜12月)
    アドバイザリー/研究委員会での調査項目の検討の後、オリッサ州において、2〜3チームにより地区レベルでの現地調査を実施する。現地調査では参加型農村評価(PRA)の手法も取り入れるほか、様々なフォーカスグループからの意見聴取・現状評価を行う。
(3年継続事業の2年目)








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