PROJECTS
事業一覧2008


一般事業

技術革新制度における大学の役割とインパクト



■ 9,600,000円[助成]
シンガポール国立大学アントレプレナーシップセンター(シンガポール)


 一国の技術革新を推進し、それを経済成長の原動力とするには、国の総合的な技術革新制度(National Innovation System, NIS)が必要であり、工業化を進めるアジア各国では、NISに対する大学の役割が重要になってきている。しかしながら、途上国では大学のNISに対する貢献や役割についての情報が依然として少なく、政策担当者が効果的な科学技術政策に取り組めないでいる。そこで本事業では、日本を含むアジア8ヶ国の主要大学の研究者が調査チームを組織し、自らの大学における技術移転事例、技術移転制度と方針、特許出願、公的研究機関や民間営利部門との共同研究等を調査する。そして各国のNISにおける大学の貢献と役割を比較分析することにより、途上国のNISにおける大学の役割について政策提言を行う。

 最終年度にあたる本年度は以下の活動を実施する。
  1. 調査研究・執筆(2008年4月〜2009年1月)
    以下の8カ国・地域の11の大学を調査対象として、引き続き調査研究を進める。
    東京大学、東北大学、九州大学、韓国高等科学技術院、清華大学、香港科技大学、インド工科大学、マレーシア・マルチメディア大学、タイ・マヒドール大学、シンガポール国立大学、台湾大学


  2. 「先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究」事業の国際会議への参加(2008年11月、於サンフランシスコ)
    事業担当者のPoh Kam/シンガポール国立大学教授が「先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究」事業の一環として開催される英国・産業高等教育評議会主催の会議に出席し、アジア各国の状況について報告する。

  3. 最終ワークショップの開催(2009年2月、於北京)
    本事業参加者、「先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究」事業の研究者4名(米国・英国・カナダ)を含む海外からの招待者、政府の科学政策担当者や国内の専門家など約40名により、研究成果を報告するワークショップを開催する。

  4. 研究報告と提言レポートの出版(2009年3月、英語、500部)
    研究成果を技術革新制度における大学の役割強化についての提言としてまとめ、「先進4か国の産学連携メカニズムに関する国際比較研究」事業との同一仕様のシリーズ・レポートとして刊行し、各国の関係者に配布する。
(2年継続事業の2年目)








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