PROJECTS
事業一覧2008


一般事業

知的財産の公共的活用促進のための仕組み作りと評価



■ 19,200,000円[助成]
カリフォルニア大学デイヴィス校(米国)


 特許制度は発明者に対して排他的独占権を付与するが、権利保護が障害となり特許が有効活用されない場合もある。この弊害は特に途上国での農業分野の生物工学研究において著しく、特許技術を有効かつ円滑に利用できる新たな仕組みが求められている。  そこで本事業は、3年計画で、まずベトナムを試行国として、カリフォルニア大学に本部をおく非営利組織PIPRA(Public Intellectual Property Resource for Agriculture)が11か国・40研究機関の協力を得て構築した特許データベースを活用して、農業分野の特許を有効かつ円滑に利用できる仕組みを構築し評価する。その後ベトナムでの試行結果に基づき、他の東南アジア諸国でも実施しその汎用性を確かめる。

 3年継続事業の2年目として次の活動を実施する。
  1. ワークショップ開催(2008年7月:於ハノイ・ホーチミン、各都市3日間) ベトナムの公的研究機関の研究者・大学関係者・政府関係者(各都市約40名)を対象に、助成先およびアジア諸国の識者を講師として、農業バイオ分野の研究における特許管理方法に関するワークショップを開催する。ワークショップでは、前年度の参加者のニーズを反映し、「ライセンス合意文書の作成」「模擬ライセンシング交渉」「ビジネスプランの作成」等の講義と、事例にもとづくシミュレーションを実施する。また、ワークショップ参加者に対して事後評価のためのアンケートを実施する。
  2. 技術指導実施(2008年10月〜2009年2月) 前年度に把握された課題に基づき、ベトナムのバイオ技術研究所と農業遺伝研究所を中心とする研究者を対象とし、特許データベースを利用した特許の探索のほか、法的・技術的指導を行う。特許データベースへのアクセスと技術指導は、ベトナム語で作成したポータルサイトを通じて行うが、このポータルサイトの利便性や技術指導における有効性についての確認も行う。
(3年継続事業の2年目)








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