PROJECTS
事業一覧2008


汎アジア基金

アジア安全保障会議:セントサ円卓会議



■14,400,000円[助成]
ナンヤン工科大学 S・ラジャラトナム国際問題研究大学院(シンガポール)

 近年アジア域内では多くの自由貿易協定が締結され、「アジア経済共同体」の形成に向けた地域統合の動きが活発化している一方で、依然として地域統合を阻む不安定要素が存在している。本事業はアジア域内外の有識者の参加を得て、アジア地域の伝統的な安全保障問題と新しい安全保障問題に総合的に対処し、域内協力を拡大・深化させるための非公式対話・協議を年1回開催する。その成果をもとにアジア域内の新しい安全保障協力の制度作りに貢献する知的作業を行うことを目的とする。

3年事業の最終年度にあたる2008年度は、以下の活動を実施する。
  1. 開催準備ワークショップ(2008年10月、於シンガポール)
    ナンヤン工科大学S・ラジャラトナム国際問題研究大学院所属教授陣と外部有識者からなるセントサ・スタディ・グループが、アジア地域のアイデンティティー形成過程における文化的要因の重要性を主軸に、アジアの安全保障情勢や政策に関連する研究を行う。この研究をもとに1月の円卓会議にむけた準備ワークショップを開催し、報告書を取りまとめる。

  2. セントサ円卓会議の開催(2009年1月、2日間、於シンガポール)
    アジア域内外から専門家等総勢60〜70名を招き、セントサ円卓会議を開催する。参加者は主に東アジア首脳会議参加国出身者で構成する。討議テーマは、(1)アジア地域のアイデンティティーの解析、(2)アジアンバリューの再検討、(3)ASEANウェイ脱却が地域アイデンティティーにもたらす課題の検討、(4)世界大戦後アジア地域の安全保障における国家主権の不可侵性原則の重要性の検討。さらに、円卓会議報告書をまとめ、セントサ論文集を製本する。
(3年継続事業の3年目)








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