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イスラム宗教学校におけるカリキュラム改定支援
■15,000,000円[助成]
■プラティープササナ・イスラム学校(タイ)
一神教を中心とした宗教対立は決して新しい現象ではないが、グローバル化の進行に伴い宗教対立の影響を受ける地理的・人的範囲は拡大する一方である。長期的な観点から対立を緩和させるには、宗教的領域を尊重しつつ、他者理解を促進させる対話を続けることが必要であり、そのための場が求められている。イスラム法学者育成の場である宗教学校は、イスラム社会で大きな影響力を有しているが、その一部が過激派養成の温床と化していると言われてもいる。
本事業では、SPFの東南アジアでのネットワークを活用し、タイ南部のイスラム宗教学校における世俗教育のあり方について、カリキュラム改定作業を行う場の提供と宗教学校指導者の能力向上を図ることをめざし、カリキュラム編成委員会の開催と周辺国調査およびイスラム宗教学校指導者を対象としたワークショップを開催する。
初年度にあたる本年度は以下の活動を実施する。
- イスラム宗教学校におけるカリキュラム編成
(1)カリキュラム編成委員会の設置と委員会開催(於ナコーン・シー・タマラート)
タイ南部の宗教学校指導者12名からなるカリキュラム編成委員会の編成・開催(年6回)を通じて、現行カリキュラムを検証し、改定カリキュラムの提案と採用への働きかけを行う。
(2)周辺調査の実施(7日間、於シンガポール、マレーシア)
周辺国の現状把握と意見聴取のため、教育省や大学、宗教学校で聞き取り調査を実施する。
- イスラム宗教学校指導者対象のワークショップ開催(2007年8月・9月、2008年1月、於ナコーン・シー・タマラート)
タイ南部州10都市30のイスラム宗教学校の指導者50名を対象に、教授法などをテーマにしたワークショップを開催し、科学的・合理的な世界観・価値観についての理解促進を図る。
(3年継続事業の1年目)
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