PROJECTS
事業一覧2006


汎アジア基金

日中印とアジアの将来



■14,400,000円[助成]
■社会開発センター(Center for the Study of Developing Societies(CSDS)/インド

 今日まで日中印三国の関係は、日中、日印、中印といった二国間関係で語られてきている。インド、中国の台頭によりアジアの存在感が高まる中で、今後アジアが一体となり、アジア地域内外の政治的・経済的安定へ貢献することが期待されるが、そのためには積極的かつ建設的な三国間連携協力体制を築くことが求められている。

 本事業は、経済、地政学、文化の3領域の研究作業を通じて日中印の相互理解を促し、三国間の信頼醸成に資することを図る。また、研究成果は国際会議や論文集出版を通して世界に広く発信する。3分野の研究骨子は、以下のとおり。(1)経済:アジア経済の急(安定)成長を維持するために、日中印が迎えた経済的・社会的な「転換期」の多様な構造変化に伴うひずみを最小限にするための課題の検討、(2)地政学:日中印それぞれの対米関係を軸足とし、国際秩序の今後に関する三国の取組みの検討、(3)文化:「アジア共生」の実現可能性について、「アジア」というアイデンティティーの構成要素の分析/検討。

本年度は以下の活動を実施する。
  1. 国別研究ワークショップ開催(9〜10月の予定)
    各国の国別・テーマ別の研究内容を充実させるため、インド、中国、日本の各研究グループが、各国において研究ワークショップを開催する。論文執筆者9名と外部専門家3名を集めて開催し、研究の進捗状況の報告、および意見交換を行う。

  2. 研究・論文執筆(2006年4月〜2007年1月)
    前年度に引き続き研究を継続し、英語による国別・テーマ別論文9本と総括論文1本の計10本の論文提出は2007年1月下旬を目処とする。

  3. 国際会議開催(2007年2月、デリー)
    東南アジアの専門家2名およびインド国内の専門家を討論者として招へいし、成果発表会議を開催する。3月中旬までに加筆・修正された論文をとりまとめる。
(2年継続事業の2年目)








This page and its sublinks are (c)Copyright 1997-2002 The Sasakawa Peace Foundation