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ベトナムの財務行政官の能力強化
■10,800,000円[助成]
■ベトナム財務省所属財政アカデミー(ベトナム)
経済の市場化・国際化が進む中、ベトナムにとっては国内の構造改革を加速させることが急務であり、特に構造調整の主要領域となる財務行政分野の改革を進め、より効率的な財政運営を行うことが求められている。しかし、予算管理・税務行政における中央と地方の権限および責任の明確化など、残された課題は多く、人材不足も指摘されている。一方、WTO加盟を目前に控えたベトナムにとってのもう1つの課題は、構造改革と平行して市場経済情報を普及する機能の脆弱性を克服することである。本事業では、ベトナム財務省所属財政アカデミーの専門家を対象として、地方財政行政官を指導する人材の育成と、情報誌やデータベースを活用して市場経済情報を普及する専門家の能力向上を東アジアの経験を活用して実施する。
初年度は、以下の活動を実施する。
- 東アジア諸国財政システムの経験共有セミナー開催(2006年10月下旬、於ハノイ)
財務省をはじめ関係省庁の中堅行政官70名を対象に、日本や東アジア諸国の講師が各国の財政システムについて講義する。
- 地方財政行政官指導者の能力強化研修(2006年10月下旬、於ハノイ)
地方財政行政官を指導する専門家の養成を目的とし、財政アカデミーより選抜した40名の専門家を対象に研修を行う。
- 市場経済情報普及に関わる能力強化セミナー開催(2006年12月、於ハノイ)
財政アカデミーの専門家70名を対象に、企業、投資家、市民への市場経済情報の普及・説明方法に関し、日本、韓国、マレーシア、シンガポールの専門家が講義を行う。
- 財政行政官指導者のための視察研修(2007年1月、於クアラルンプール、シンガポール)
マレーシア経済研究所とシンガポール経営大学の協力を得て、2.の参加者15名を対象に、両国の地方財政制度について現地で視察・講義を行う。
- 市場経済情報普及に関する視察研修(2007年2月、於クアラルンプール、シンガポール)
3.の参加者 うち15名を対象に、マレーシア、シンガポールにおける市場経済データの収集・加工、プレゼンテーションの方法を学ぶ事例の視察を行う。
(3年継続事業の1年目)
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