PROJECTS
事業一覧2006


汎アジア基金

アジアの再生:東南アジア次世代指導者育成



■12,600,000円[助成]
■マレーシア政策研究所(Institute for Policy Research, Malaysia/マレーシア)


 ASEANの先発国は優れたリーダーシップのもと、他の発展途上地域に例を見ない高度成長と社会の安定・発展を達成した。しかしながら、当該地域のさらなる発展にあたっては、政治・経済・社会の諸制度の質的向上と外部環境変化に対応する柔軟性が求められており、新しい時代を牽引する次世代の指導者の育成が求められている。
 本事業は日本、ASEAN、欧米諸国の有識者と現役政治家の協力を得て、議会制民主主義が定着しているASEAN関係国を対象に、政官財学などの分野から有望な若手人材を選出し、基礎的教養の学習の機会を提供し、東南アジアの次世代指導者を育成することを目的とする。人選は公募制と推薦制の2つの枠組みで行い、選抜基準を明示することで透明性の確保を図る。

 本年度は以下の活動を実施する。
  1. 講師のコアグループによる準備会合(2006年8月、於クアラルンプール)
    アンワール・イブラヒムを中心に、スリン・ピツワン、スクンバン・パリバトラ/元タイ副外務大臣が人選の基準を定め、研修プログラム作成など実施準備を行う。参加者およびゲストスピーカーの人選は、経歴、英語能力、年齢などの基準をもとに推薦と公募による人選を行う。

  2. ワークショップ開催
    (1)研修参加者の決定と事前研修の準備(2006年9月)
     選定された参加者に対し思想史などの文献リストを提供し、文献の精読を義務付ける。
    (2)ワークショップ実施(2006年12月)
    1日2回の講義と1日1回の講師陣とのディスカッションを基本構造とするプログラムを実施する。講義の内容については次のテーマを予定とする。
    a)思想:タゴール、岡倉天心、リザルらの思想などのアジア的思想と西側思想について。
    b)対外折衝:リーダーの必須条件としての折衝力について、ロールプレイを行う。
    c)リーダーシップ・トランスフォーメーション:リーダーの最大の課題である思索から実行への手引きを理論、実地の両面から引き出す。
    d)ビジョン創出:就任演説のロールプレイを通じ、自らのビジョンを設定するに至る過程について、議論を行う。

(5年継続事業の1年目)








This page and its sublinks are (c)Copyright 1997-2002 The Sasakawa Peace Foundation