PROJECTS
事業一覧2004


一般事業

中東発展ビジョン探求



■12,000,000円[助成]
■Royal Scientific Society(ヨルダン)


 9.11以来の国際的テロの動向やイラク情勢の混迷は、米国のイスラエル寄りの中東政策に対するアラブの目を一層厳しくする結果をもたらし、中東情勢は現在、イスラエルの強硬なパレスチナ政策とパレスチナ側自爆テロの激化が示す通り、暴力の応酬という悪循環に陥っている。政治的解決の糸口を掴むのが困難であるこのような現状において、本事業は紛争当事国の知識人の間で、非公式な対話のチャネルを継続することをめざしている。本年度の具体的な活動は以下のとおりである。

  1. 調整会議の開催(2004年10月、於アンマン)
     米国が提案した中東和平ロードマップ案に対しては、イスラエル・パレスチナ双方から見直し要求があり、特にパレスチナ国家の国境線やエルサレムの扱いなどは定められてないことから、妥結点をどこに求めるかについて議論が多い。それらの点について当事者およびアラブ諸国の見解として、どのようにラウンドテーブルで示すことができるかを検討し、プログラムに盛り込むために、各国の有識者を中心とする関係者間で意見交換し、ラウンドテーブルの議題設定について協議する。

  2. ラウンドテーブルの開催(2005年3月、於アンマン)
     調整会議における決定事項に基づき、中東の政治的混迷と経済的停滞に関し、中東の各有識者による報告を中心としたラウンドテーブルを開催する。欧米、日本からの調整会議の参加者に加え、イスラエル、パレスチナからの代表を含む中東諸国からの出席者を予定している。

(3年継続事業の3年目)








This page and its sublinks are (c)Copyright 1997-2002 The Sasakawa Peace Foundation