情報ライブラリ

日本の島嶼に関する問題についての正しい理解を助けるために、地図(位置情報)、面積をはじめ、島嶼に関する様々な基礎情報を掲載しています。

日本の島嶼領土 尖閣諸島・竹島・北方領土

2017年7月10日更新

簡潔にまとめましたパンフレット
インフォ・ライブラリーは、尖閣諸島、竹島、北方領土(択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島)が歴史的にも国際法的にも日本の領土であることを分かり易く紹介しています。これらの日本の島嶼領土の法的地位、地理、歴史的経緯などの正確な理解に是非お役立てください。
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尖閣諸島 Facts&Figures

2017年7月10日更新

領土編入後、魚釣島で開拓に従事する人々
(古賀花子氏提供 那覇市歴史博物館蔵)
日本への編入から75年後に中国が突如領有権を主張した日本の島嶼領土
尖閣諸島は、日本政府が現地調査を行い、無人島であるだけでなく清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重に確認した上で、1895年1月14日、現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行い、正式に日本の領土に編入されました。この行為は、国際法上、正当に領有権を取得するためのやり方に合致しています(先占の法理)。
尖閣諸島Facts & Figures(F&F)は、尖閣諸島に関する精確な事実関係を明らかにし、同島が歴史的にも一貫して日本の領土であることを理解するため、公文書、現地調査報告書などの「事実情報」を掲載しています。
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竹島 Facts&Figures

2014年12月29日更新

竹島の開拓に従事する人々 出典:大阪朝日新聞(1934年撮影)
竹島の開拓に従事する人々
出典:大阪朝日新聞(1934年撮影)
韓国が実力によって日本から奪い1953年から不法占拠を継続している日本の島嶼領土
竹島は、1905年1月、日本政府の閣議決定により「竹島」と命名され、「隠岐島司ノ所管」になりました。この閣議決定により、日本は、竹島を領有する意思を再確認し、島根県は、竹島を官有地台帳に登録しています。それ以降、日本は、竹島を平穏かつ継続して実効的に支配してきました。
竹島Facts & Figures(F&F)は、竹島に関する精確な事実関係を明らかにするため、そして同島が歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であることを理解するため、公文書や調査報告書などの「事実情報」を掲載しています。
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北方領土 Facts&Figures

2014年12月29日更新

缶詰工場(歯舞群島志発島) 提供:千島歯舞諸島居住者連盟
第2次世界大戦後ソ連が占領し、現在もロシアが不法占拠している日本の島嶼領土
択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島からなる北方領土は、これまで一度も他国の領土となったことがない、日本固有の領土です。第二次世界大戦終了後、ソ連は、北方領土のすべてを占領し、法的根拠なしに一方的に自国領土に編入し、北方領土に居住していた全ての日本人(約1万7千人)を強制的に日本本土に引き揚げさせました。
北方領土Facts & Figuresは、北方領土に関連する歴史的経緯や地理的環境を紹介するために、国際的文書、公文書、調査報告書などの「事実情報」を掲載しています。また掲載している写真は、往時の人々の暮らしぶりを浮かび上がらせています。
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小笠原諸島 Facts&Figures

2021年3月31日更新

「父島ノ内扇浦ノ海浜ニ於テ島民所有クノー船ノ景」
(所蔵:国立公文書館)
第二次世界大戦後、一時米国の施政権下に置かれたが、1968年に日本の施政権下に復帰した日本の島嶼領土
小笠原諸島は、小笠原群島(聟島列島、父島列島、母島列島)、火山(硫黄)列島、沖ノ鳥島、南鳥島及び周辺の小島(西之島、孀婦(そうふ)岩など)で構成されます。 1876(明治9年)に、小笠原島の日本統治が各国に通知され、日本の領有権が確定しました。
第二次世界大戦後、一時米国の施政権下に置かれましたが、1968年に日本の施政権下に復帰しました。
小笠原諸島Facts & Figuresは、小笠原諸島に関連する歴史的経緯や人々の暮らしを紹介するため、公文書や調査報告書などの「事実情報」を掲載しています。
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沖ノ鳥島 Facts&Figures

2021年3月31日更新

沖ノ鳥島は、1789年にイギリス船によって発見され、船長の名にちなみダーグラス・リーフと呼ばれていた。1922年と1925年に日本海軍により測量が行われ、どの国にも領有されていないことを確認したのち、1931年、沖ノ鳥島という名称で日本の領土に編入された。第二次世界大戦後、米国の施政下に置かれていましたが、1968年、日本の施政権下に復帰しました。
 沖ノ鳥島は、日本の国土面積(38万km²)を上回る40万km²の排他的経済水域を有しており、国土保全上きわめて重要な島です。沖ノ鳥島Facts&Figuresでは、この島の発見、日本の領土への編入、その後の保全措置等に関する記事を掲載しています。
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