舞台芸術/「玉響〜たまゆら〜」パリ公演

「玉響〜たまゆら〜」は、1994年に発表された、加藤みや子の舞、打楽器の高田みどりの音楽、三輪美奈子の美術、という第一線の三人の女性芸術家のコラボレーションである。各分野で注目されている三者のコラボレーションによって、さらにダンスの、彫刻の、音楽の枠組みを超え、そのことによって新たな女性像、ダンス、アート、音楽の形が生まれた。現代の東洋の予感にあふれたセンセーショナルなパフォーマンス。1994年舞踊批評家協会賞受賞、1994年音楽新聞舞踊大賞受賞、「新しい舞踊の在り方を探求し、透徹した世界を創造した」との言葉を受けた話題作。


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「玉響〜たまゆら〜」とは、万葉集にある言葉で、いくつかの玉が触れ合って出す音、過ぎ去ってみれば、その状態がほんの短い間のことであったことを表すという。このダンスコラボレーションは万葉の時代のように、かすかな物音、物陰、気配を逃さず、それでいてたゆとうようにおおらかな時間と空間を綴っていく。泡のごとく現れ、確かに輝いては消えていく、命のまどろみの時間がそのテーマとなっている。

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