笹川平和財団主催　日米経済フォーラム　公開パネルディスカッションのご案内
「アベノミクスを問う：日米経済専門家の視点」
（2014.12.19）

笹川平和財団は、日米経済問題について日米両国の経済専門家が議論する場として、本年6月より「日米経済フォーラム」を開催し、経済政策における民間レベルでの戦略的対話の取り組みを推進しております。2014年6月の米国ワシントンでの第1回会合に続き、12月18日（木）、19日（金）の2日間にわたり、第2回会合を予定しております（非公開）。以下の通り、19日（金）の14時から、東京の日本財団ビルにおいて、公開パネルディスカッションを開催いたします。

　第1回会合では、5つのテーマ（生産性、長期的な財政の持続性、財政政策及び公共投資の有効性、TPP交渉とその見通し、長期的な景気低迷下における金融政策）について、非公開セッション、公開パネルディスカッションを通じて活発な議論がなされました。

　現在、我が国では衆議院が解散され、アベノミクスの是非が争点とされた国政選挙の真只中であり、今回の日米経済フォーラムでは、まさにこの機会に、アベノミクスをテーマの柱として、日米の第一級の経済専門家により議論頂きます。米国から、ワシントンを拠点とし米国経済界を牽引する一人であるアダム・ポーゼン氏（米国ピーターソン国際経済研究所所長）を中心とする主要エコノミスト7名を招聘し、経済財政諮問会議議長の伊藤元重東京大学大学院教授を始め、第一線でご活躍の日本の経済専門家8名とともに、専門的かつ実務的な議論を展開して頂く予定です。

　本フォーラムが広く一般社会にも貴重な情報を提供し、日米経済の視点から混沌とした世界を読み解く一助となることを目指します。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

◆米国側出席者：
　アダム・ポーゼン（ピーターソン国際経済研究所　所長）　★米国側座長
　チャールズ・コリンズ（国際金融協会　チーフエコノミスト）
　ピーター・フィッシャー（タック・スクール・オブ・ビジネス　上級講師、上席研究員）
　アニール・カシャップ（シカゴ大学　教授）
　マーカス・ノーランド（ピーターソン国際経済研究所　副所長）
▼ゲストスピーカー
　リー・ブランセッター（カーネギーメロン大学　教授）
　ニコラス・ラーディ（ピーターソン国際経済研究所　上席研究員）

（座長以降、ABC順。敬称略）

　
◆日本側出席者
　伊藤　元重（東京大学大学院　教授）　★日本側座長
　伊藤　隆敏（政策研究大学院大学　教授）
　井戸　清人（株式会社国際経済研究所　副理事長）
　岡田　秀一（日本電気株式会社　執行役員副社長）
　河合　正弘（東京大学公共政策大学院　特任教授）
　田波　耕治（三菱東京UFJ銀行　顧問）
　吉川　洋　（東京大学大学院　教授）
　羽生　次郎（笹川平和財団　会長）
▼ゲストスピーカー
　津上　俊哉（現代中国研究家、津上工作室代表）

（座長以降、あいうえお順。敬称略）